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  青山~台湾~北海道~恵比寿  -  2005.10.10.Mon / 17:46 
生きてるってのは、移動することと等価なのかもしれない。
移動していないと体の中の水分が淀んでいく気がする、
と言ったのはずいぶん前に読んだ藤原新也だった。

青山
ちょっと前のことになるけど、
青山のNadiffで行われたトークショー芸術の山に行って来た。TSでインタビューした田中功起君や美術評論家らと集まって始めようとしているアート批評紙の「創刊準備キャンプ」だそうだ。当日スライドショーをしながらトークした4人の作家ともそれぞれに面白く、特に豊島康子さんの話しが聞けたのは面白かった。もうちょっと突っ込んで話しを聞けてたらよかったとは思うけど、やってるメンツからして相当にコアなThis is ARTな感じ。今後かなり期待できそうだ。

台湾
今週初めは某クルマ会社のプレゼンをしに2回目の台湾へ。暑い。プレゼンは成功。社長のいるその場で案が決まるっては気持ちいいな、やっぱり。ティンタイフン?で小龍包を食べてビール飲んでそのまますぐ帰国。夜帰って会社へ行ってそのまますぐ中国の方のクルマ会社の企画で徹夜。

北海道
徹夜明けの金曜、大学時代の友人の結婚式で札幌へ。先月にロケで来て「一度くらいやっても怒られんでしょ」といかにもダイリテンらしい豪遊をさせてもらったので、すすきのは満腹気味だったんけど、東京から一緒にいった久しぶりの仲間と会ったのでそうもいかない。居酒屋→ジンギスカン→飲み屋?へ。翌日の披露宴がどうでもいい気分になるが、当日は気をとり直して一応(ウソだよ、Jun、おめでとう。)参加。
そして結婚式の「余興」にかなりげんなりするが、気をとり直して2次会に遅れて参加。なんでああいう所謂結婚式の「げい」が寒いのか。ふつうにスピーチしたりしてるのは別にいいんだけど、下手に「表現」しようとしているのがきつかったりする。表現をとりちがえていて「外」を意識しない単なる内輪受けになっているからだ。でも披露宴なんて内輪なものだからそれでもいいのか(笑)。

moere

モエレ沼公園 by イサムノグチ(photo by Owada)
披露宴まで時間が空いてたのでイサムノグチが最後につくった最大の公園という彫刻作品のモエレ沼公園へ。今年7月にオープンしたばかりとか。ひどい雨だったが行ってよかった。イサムノグチが30才のころに閃いたという「これからの芸術は、地球を素材に彫刻すること」(…たしかそんなようなことだったと思うが)という考えをベースにまさに公園全体を巨大な彫刻としてつくったもの。1920年代にそんなことを思ってたということだから、スパイラルジェッティーなんかをつくったRobert Smithonや、マーサロスラーなど70年代のランドアートのずっと先を行っている。埋め立て地に立てられた公園って醜悪なものが多いけど、つくる人がつくるとこういうものになるんだな。人口の山、プレイマウンテン、ガラスのピラミッド、ビーチ、森、などなど。しかも彼は「芸術は見るだけでなく人にとって実際に役に立つものでなければならない」という言葉どおり、公園として実際に機能している。とにかくほんと気持ちのいいところだった。たまたま聴けたロシアの「口琴」のライブの音も印象に残った。

恵比寿
北海道から戻ってその夜は、家に今居候中のNY帰りのDJ Hiroが回すというので恵比寿のBar Jamへ。恵比寿駅前の老舗焼き鳥屋のすぐ前の雑居ビルの地下という以外なところで、え、こんなところに?てなところへ入って行くと、狭いけど、天井も高くてオープンで気持ちのいい空間。久しぶりに聴くHIROのDJも気持ちよくて朝方まで飲んで、帰りは一緒にDJしてたみんなとらんぷ亭へ。

そんなわけでまだまだ移動はつづく。
そろそろ仕事の方も一息ついたので、これからがんがんTSやります。











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  東京→飛騨高山→金沢→岡山→直島→徳島   -  2005.05.10.Tue / 00:51 
久しぶりにというか、長らく車を持ったことが無かった僕にとっては、
初めての日本国内の長めの旅。GWのど真ん中で5泊5日。片道約1200キロ。
宿の予約もせず、カーナビもなく、行き当たりばったりという、GW中に無謀ともいえる旅のわりには渋滞にもまったく遭遇せず、帰りは徳島からフェリー(これはなかなかお薦め)で18時間で一気に新木場に到着。日本も捨てたもんじゃない。何気になかなかいいルートだったような気がするので、一応書いておく。

5/1:長野県須玉I.Cそばの小川山→飛騨高山(泊)
5/2:飛騨高山→白川郷→金沢21世紀美術館→片山津温泉(泊)
5/3:片山津温泉→小浜→舞鶴→赤穂温泉(泊)
5/4:赤穂温泉→岡山→(フェリー)→直島→(フェリー)→高松(泊)
5/5:高松→徳島→(フェリー泊)
5/6:新木場朝着

■金沢21世紀美術館:
今回の旅の一つの目玉。しかし展示の谷間というか、当美術館を設計したSANAA展と、世界の美術館建築展と、展示が両方とも建築関係だというのはどうなのか。とはいえ、SANAAの展示は建築の面白さもそうだが、とにかくプレゼンテーションがうまい。スタイリッシュだ。建築的には、後に行く地中美術館の素っ気なさ、重さ、マッチョさとは対照的、軽く、しなやかで、流動性がある。

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GW1
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  撮影@上海→新木場  -  2005.04.07.Thu / 14:06 
昨日、上海から帰ってきた。中国でOAする某社の車の撮影。曇りの多いこの時期の上海で4日連続快晴というラッキーさで、CM2本の撮影を終える。今回のスタッフは台湾一(と言われている)演出家とカメラマンだっただけに、かなりいい仕上がり。今週末からの編集も楽しみだ。これからは欧米でブランドスタッフと撮影するより、中国で、台湾のスタッフと一緒につくった方がいいんでないか。よっぽど安く、少なくとも技術面でのクオリティーも申し分ない。

撮影を終えて、85階建て?のグランドハイアット(この吹き抜け、A・ガースキーの写真そのものだ)と、最近出来たというAURA GALLERYに行ってみる。倉庫を改造したというこのギャラリー、で、でかい…。東京で先日リニューアルした小柳ギャラリーよりも。この日はちょうど写真家、森山大道の個展をやっていて、ギャラリーの人とちょこっと話す。ちゃんと英語も通じる。ここでは過去に日本の写真家のグループ展もやっていたようで日本とも親交が深く、ふと見るとさりげに杉本博司のオリジナルプリントが立てかけてあったりする。上海ではこういう先端の場所と、日本の戦後を思わせる街並がすぐ隣に同居する「歴史リミックス」感覚が面白い。

というわけで、上海郊外のど田舎、安紀省も含めて4日間の撮影を終えて(記念写真なんかも撮ったりして)翌日の朝、東京へ。そのまま新木場でやっていた別件の撮影のスタジオへ直行、夜中2時すぎに終了。さすがに、へろへろ…。でもこっちはこっちで、企画というか構造が、これまでのTVCMでは見た事もない、相当に違和感のあるものになるはずで、楽しみだ。

そして(最近、定番となりつつある…)出張から帰ったその日に上司F氏から電話が。ちょっと前にかなり気合いを入れてプレゼンし、一度は敗退したと思っていた某ゲーム会社の6社競合で、僕の案が再浮上!もう一度プレゼンするチャンスをもらえることに。やったぜ。なんとかとりたい。

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撮影が終わり、スタッフ勢揃いで「イー!アル!サン!」とやけに元気よく記念写真。これぞ日・中・台湾友好!?(PS:このわずか2週間後に、こんな大規模な対日デモが起こるとは…)


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 プロフィール 

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近藤ヒデノリ Hidenori Kondo
某広告代理店CMプランナー/クリエイティブ・ディレクター/TOKYO SOURCE編集長/美術家。
30カ国に渡る放浪の旅、CMプランナーとして4年間勤務後、NY大学/国際写真センター修士課程に留学。9.11直前に復職。以後、TVCMを中心に広告コミュニケーションをつくりながら、個人での表現活動もつづけている。留学中から季刊誌[A]の創刊・編集に携わる他、「Removed」「PLAY」「無重力スポーツ」など、日常に隠された権力を読み替える作品を国内外で発表。近年は人のつながりと対話をテーマに「Wedding」展の企画、「TOKYO SOURCE」 編集長を務める。06年には、久々の自身の個展「FREE CAMEL」を開催。(photo:竹内スグル)

 TOKYO SOURCE 

東京発、未来を面白くする100人(インタビュープロジェクト/2005.3~)
TOKYO SOURCE

TS

 FREE CAMEL 

rakuda


禁煙ブームのこの時代に、個人の自由と表現の可能性を問う自身久々の個展。煙草「CAMEL」のパッケージからラクダを解放、路上禁煙法で知られる千代田区のギャラリーに本物のひとこぶラクダを登場させます。会場ではラクダを見ながら、CAMELが無料で吸い放題。9月22日(金)たった一日開催予定!詳しくは↓
Free CAMEL Project
box

 インタビュー 

YAMAHAのフリーペーパー「Soul Switch」にインタビューを受けました。 →インタビュー全文 main

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