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  上海 1999(7/18/1999)  -  2004.06.25.Fri / 03:47 
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上海に着いて4日目。今日も雨。早朝に太極拳を踊る人々を撮影しにいこうとしていたが、今朝も寝坊する。朝6時に起きるのはかなり辛い。
上海は今、急激に変わっている。初めて訪れた僕みたいな旅人の目にさえそう映るほど、どこもかしこも工事中だ。埃っぽさがこの雨でおさまる分だけラッキーだったというべきか。
東京の銀座や新宿の実寸大コピーのような商店街や高層ビルと、そのすぐ裏にある極度に密集した古い住宅街。その両方がきれいに見える構図は、この街の陰と陽を出来過ぎなくらい教科書的に表している。ここでは、いつかテレビで見た日本の戦前/戦後の風景と70年代の高度成長期、バブル崩壊後の今の東京の姿が、こちゃまぜに同居している。
街には日本人のコピーのようなこざっぱりした人々が買い物を楽しみ、マクドナルドにたむろしている。
一方で、古い住宅街では擦り切れたような服を来た人々がいて、家の前に集まってテレビを見ていたりする。貧富の差はどんどんと広がっているのだろう。だけど、古い街にいる人々はどこか大らかで、すぐそこに迫った変化への悲愴感のようなものはあまり感じられない。テレビのドキュメンタリー映像を見ているように、ここは新市街とは独立していて、数年後には無くなってしまうんだろうなという思いとともに懐かしさを感じる。

上海はこのスピードで変わりつづけて、どこへ行くんだろう?5年後くらいには、東京のコピーのような日本の地方都市のコピーのような、サイズだけは巨大な都市が出来上がっているのだろうか?この古い街にいる人々はどこへ行くんだろう?郊外にできた新興住宅地のマンションに、ニューファミリーをつくっているのか。1本20円ほどのキリンラガービールの大びんに似た生ぬるいビールを飲みながらそんなことを考える。

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 プロフィール 

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近藤ヒデノリ Hidenori Kondo
某広告代理店CMプランナー/クリエイティブ・ディレクター/TOKYO SOURCE編集長/美術家。
30カ国に渡る放浪の旅、CMプランナーとして4年間勤務後、NY大学/国際写真センター修士課程に留学。9.11直前に復職。以後、TVCMを中心に広告コミュニケーションをつくりながら、個人での表現活動もつづけている。留学中から季刊誌[A]の創刊・編集に携わる他、「Removed」「PLAY」「無重力スポーツ」など、日常に隠された権力を読み替える作品を国内外で発表。近年は人のつながりと対話をテーマに「Wedding」展の企画、「TOKYO SOURCE」 編集長を務める。06年には、久々の自身の個展「FREE CAMEL」を開催。(photo:竹内スグル)

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東京発、未来を面白くする100人(インタビュープロジェクト/2005.3~)
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禁煙ブームのこの時代に、個人の自由と表現の可能性を問う自身久々の個展。煙草「CAMEL」のパッケージからラクダを解放、路上禁煙法で知られる千代田区のギャラリーに本物のひとこぶラクダを登場させます。会場ではラクダを見ながら、CAMELが無料で吸い放題。9月22日(金)たった一日開催予定!詳しくは↓
Free CAMEL Project
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YAMAHAのフリーペーパー「Soul Switch」にインタビューを受けました。 →インタビュー全文 main

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