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  直島:地中美術館/家プロジェクト  -  2005.05.10.Tue / 02:59 
直島は、以前から相当楽しみにしていたんだけど、最近オープンしたばかりの地中美術館にはちょっとがっくり。建物自体はいい。地中だけに、よく見えないけど。それに最大2時間待ちはGW中だからしょうがないとしても、係員のマニュアルロボットぶりに辟易した。

「スリッパを履け」「一室には○人しか入れない」「壁に触るな」「声を立てるな」だのと、建築やアート「作品」への過剰な保護を滔々と僕らに説く。おそらく設計者やアーティストはきっと、もっと自由に見て楽しんでほしい、そのための最低限のマナーを守ってほしいといってるだけだとは思う。ただ、それを受けた者が、その真意を理解せずにインストラクションの字面だけを守らせようとする。日頃、いろんな場面で見かける嫌な風景が、ここでも繰り返される。アートはとっくの昔に礼拝の対象ではないのだ。もっともW・デ・マリアとタレルの作品が飾られた(というより奉られた)部屋が、新興宗教の礼拝堂に見えたのは皮肉だけど。

展示されている作品自体は、巨匠のものばかりだけにさすが。しかも建物自体が作品に合わせたテーラーメードのようなもの。モネの絵の飾られた部屋の天井からの柔らかい光と、細かい白いタイルが敷き詰められた床はすばらしいし、待たされるのにはうんざりしたとはいえ、J・タレルの光を体験する作品もさすが。W・デ・マリアもあいかわらず、固くて崇高だ。

でも、、、この作品数で入場料2000円はちょっと高過ぎる。カフェのコーヒーも高い(500円)。いや、ほんとに、一作品当りの入場料では世界の美術館で一番高いんではないか!…

noashima

と、文句たらたらで僕ら三人は美術館を出たところで、セイジさんが遠くに見える海の写真を撮ろうとしていると、係員がすかさず寄って来て「すみません、風景も作品の一部なので撮影はご遠慮ください。」「…」。一応、出口の前だから建物の敷地内ではあるが、建物の外、いわば元からある山の上からの海の風景までも「作品の一部」とは、ちょっと行き過ぎでないのか。なんでもかんでも「作品」と言うことによって「作品化」する悪しき慣習だとしか思えない。

直島の古い街並に散在する一軒一軒の家をアーティストが作品化する「家プロジェクト」の方も、数が少ないとはいえ、ここでしかないものとして楽しい。六本木のデジタル数字でお馴染みの宮島達男の「角屋」も、古い家とデジタル数字の相性が絶妙だったし、「南寺」のほぼ真っ暗な空間で人間の可視量ぎりぎりの光を浮かび上がらせるタレルの作品も並んだ価値は十分にあった。

まあとにかく行く価値はあるけど、ちよっとお金をとりすぎじゃない?
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No.50 / ART /  comments(3)  /  trackbacks(2) /  PAGE TOP△
from はな

中村政人さんではなく宮島達男さんじゃない?<デジ数字

2005.05.10.Tue / 13:12 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from はな

あー、途中で送信しちゃった。
私も3月に直島行ってきたんだけど、ほぼ同じ印象でした。
あいにく雨に見舞われたので、地中美術館の入館料(もとい参拝料?)は
あれでも赤字ではないかと思ってます。あんなの管理費とかハンパないよ。
とはいえお値段全然納得してないし、高っ!って笑い話にしちゃってるくらい。
よくも悪くも贅沢だよね、来る客もベネッセも。そう思いました。
アートを盛り上げたり守ったりするのには、こういうことも必要かもしれない、
とも思ったし、こうしてアートってものが高尚な檻の中に入ってしまうのね、と
むなしい気持ちにもなったし。すごーく複雑な気持ちになりました。
始終なぜか「時計仕掛けのオレンジ」を思い出してた。。
いかにもオリャーって主人公のオサレ不良どもが破壊しに来そうなんだもん(笑

2005.05.10.Tue / 13:23 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
from Hide

指摘ありがとです。他にも何人からもらってました。
なぜか時々この二人を間違えてしまう…。
ほんと、直島の印象はアートを「高尚な檻」の中に入れてしまって、
「さあ、崇めてぇ~」というもの。まあ、どこでも多かれ少なかれそうだけど。入場料については、たしかに管理料とかいろいろ事情はあるんだろうけど、、、高いね。

2005.05.10.Tue / 18:58 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
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瀬戸内海に浮かぶ直島にあるベネッセアートサイト直島での一泊を終え、二日目になりました。「ベネッセハウス」で窓一杯に刺す朝の太陽の光と、目の前に一杯に広がった瀬戸内海に起こされましたが、さすがに二日酔い。テレビもインターネットもなかった客室について指摘あり
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今日は午前中からお母さんと一緒に直島に行ってきました。私は、直島は始めて。直島には行ったことが無い、…と思ってたんだけど小さい頃(2~3歳のころ?)両親の仲良しさん家族たちと島でBBQをしに一緒に行ったことがあるそうです(^▽^;)写真は覚えてるけど行ったこと
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 プロフィール 

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近藤ヒデノリ Hidenori Kondo
某広告代理店CMプランナー/クリエイティブ・ディレクター/TOKYO SOURCE編集長/美術家。
30カ国に渡る放浪の旅、CMプランナーとして4年間勤務後、NY大学/国際写真センター修士課程に留学。9.11直前に復職。以後、TVCMを中心に広告コミュニケーションをつくりながら、個人での表現活動もつづけている。留学中から季刊誌[A]の創刊・編集に携わる他、「Removed」「PLAY」「無重力スポーツ」など、日常に隠された権力を読み替える作品を国内外で発表。近年は人のつながりと対話をテーマに「Wedding」展の企画、「TOKYO SOURCE」 編集長を務める。06年には、久々の自身の個展「FREE CAMEL」を開催。(photo:竹内スグル)

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東京発、未来を面白くする100人(インタビュープロジェクト/2005.3~)
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禁煙ブームのこの時代に、個人の自由と表現の可能性を問う自身久々の個展。煙草「CAMEL」のパッケージからラクダを解放、路上禁煙法で知られる千代田区のギャラリーに本物のひとこぶラクダを登場させます。会場ではラクダを見ながら、CAMELが無料で吸い放題。9月22日(金)たった一日開催予定!詳しくは↓
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YAMAHAのフリーペーパー「Soul Switch」にインタビューを受けました。 →インタビュー全文 main

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